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太陽光発電の修理・交換を検討する前に知っておきたいこと

目次

「太陽光発電の調子がおかしいけれど、修理で済むのか、それとも設備ごと交換すべきなのか」と悩んでいませんか?

本ページでは、修理が必要なサインや修理・交換の判断フロー、部位別の費用相場、保証・保険の活用法、業者選びのポイントまで詳しく解説します。

太陽光発電における
修理が必要なサイン

所有している太陽光発電設備に以下のような症状が出ている場合は、放置すると売電ロスの拡大や重大なトラブルに繋がる恐れがあります。
「該当したら修理・点検が必要なサイン」として、まずは現状をチェックしてみましょう。

  • エラーコードが表示され、モニタリングで発電量の流れが止まっている
  • 導入時と比べて発電量が明らかに低下している
  • パワコンの電源ランプが点灯・点滅を繰り返している
  • パネルや一部機器に目視でわかる損傷・変色・破損がある
  • 導入からかなりの期間が経過し、メーカーの保証期間が切れた
  • 台風や落雷などの自然災害があった後から異常が発生した

太陽光発電は修理で済む?
交換すべき?判断フロー

修理と交換の判断は、「修理費用」と「設置年数」の2つの軸をベースに天秤にかけるのが基本です。
原因が特定できない場合は決して自己判断せず、まずは実績のある専門業者に詳細な点検を依頼してください。

修理費用が高額になるほど、新しい機器へと一括刷新する交換(リパワリング)を行った方が、その後の発電量アップに伴う経済メリットが大きくなり、結果的に費用対効果が上がるケースがあります。

同じ箇所が繰り返し故障する場合も、修理ではなく交換を検討すべき大きなサインです。

なお、実際の最終判断は専門業者に設備の劣化状況を確認してもらいながら進めましょう。

【部位別】太陽光発電の
修理費用相場

不具合が発生した部位ごとの修理・交換費用の目安と主な原因は以下の通りです。
設備環境によって変動するため、詳細な解説は別記事をご確認いただき、ここでは全体的な費用の概要と目安の把握にお役立てください。

部位 修理・交換費用の目安 主な原因
パワコン修理 15万〜40万円/台 経年劣化・内部基板の故障など
パワコン交換 20万〜50万円/台 寿命(10〜15年)・修理不可の致命的故障
太陽光パネル交換 約10万円/枚(本体2〜4万・工事3〜6万・処分1〜2万) 飛来物による損傷・経年劣化・出力不足
架台・配線・コネクタ 要見積もり 錆や腐食・接触不良・ボルトの緩みなど
蓄電池 要見積もり 長期使用による容量低下・セル劣化など

太陽光発電の保証・保険で
費用を抑える方法

修理や交換が必要になった場合でも、既存の保証や加入している保険が適用されれば、自己負担額を大幅に抑えられる可能性があります。

メーカー保証を活用する

まずは、製品の保証書を確認しましょう。太陽光パネルは「製品保証10年以上」「出力保証20〜25年」が目安ですが、パワコンの無償保証は5〜10年が一般的で、住宅用は10〜15年とやや長めに設定されています。

ただし、経年による自然劣化や台風などの自然災害は保証対象外となる場合が多いほか、メーカーの「登録施工店による施工」が適用条件とされている点にも注意が必要です。
保証を受けるためにも、導入時の保証書は必ず大切に保管しておきましょう。

施工保証・アフターサポートを確認する

機器本体のメーカー保証とは別に、導入時の施工業者が独自に提供している「施工保証」が現在も有効かどうかを確認してください。
万が一、当時の施工業者がすでに廃業している場合は保証が失効してしまうリスクがあります。

また、過去の修理などの際にメーカーの登録施工店ではない無資格の業者などが施工を行っていた場合、それ以降のメーカー保証自体が無効になってしまうケースもあるため注意が必要です。

火災・自然災害保険を活用する

メーカー保証が使えない自然災害による破損は、各種保険でカバーできる可能性があります。

住宅用であれば「住宅用火災保険」でパネルの損害が補償対象になる場合があり、産業用であれば「企業総合保険(動産総合保険)」への加入が一般的です。

注意点として、地震による損害は通常の火災保険では対象外となるため、特約の付帯や別途地震保険への加入が必要です。

また、当然ながら「経年劣化」による故障は保険対象外となります。補償範囲は個別の契約によって細かく異なるため、手元の保険証券と約款は必ずセットで保管・確認してください。

信頼できる太陽光発電の
修理業者の選び方

修理を依頼する業者選びの際は、トラブルを防ぎコストを適正化するために以下の5つのポイントを必ずチェックしましょう。
なお、業者選定の具体的な手順や詳細な比較ポイントは別記事で詳しく解説しています。

導入時の施工業者
(メーカー系・代理店)に
まず相談する

設置時の仕様や配線ルートを把握しているため、最初の相談先として適切ですが、同じ条件でも業者によって見積もり価格は大きく異なり、数十万円〜100万円以上の差が出るケースもあるため比較は不可欠です。

独立修理業者を選ぶ場合は施工実績・対応メーカーを確認する

メーカー独自のシステムや特殊な架台に対応できる技術力があるか、過去の改修実績が豊富かどうかが、再トラブルを防ぐ鍵となります。

見積もりは内訳明細と保証内容が明記されているものを選ぶ

「工事費」「部品代」「既存機器の処分費」が曖昧な一式表記ではなく、それぞれ別々に明記されているか、修理後の再故障に対する保証があるかを確認してください。

太陽光発電の修理は
電気工事士資格が必要

太陽光発電の回路やパワコンの配線作業には「電気工事士」の国家資格が必須であり、無資格でのDIY作業は法律で禁止されているため必ずプロに任せましょう。

訪問・見積もりが無料かどうかを事前に確認する

現地調査や見積もり作成の段階で出張費などの費用が発生するケースもあるため、最初の問い合わせ時に必ず確認しておくことが大切です。

まとめ

太陽光発電に不具合が生じた際は、安易に修理だけで済ませるか、それとも将来を見据えて交換(リパワリング)すべきか、自己判断せず専門業者にしっかりと状態を診断してもらうことが重要です。

また、依頼前には必ずメーカー保証の有無や加入している火災保険の補償内容を確認しましょう。
適用条件を満たしていれば修理費用を大幅に抑えられる場合があるため、まずは手元の保証書や保険証券を整理することからスタートしてください。

当メディアでは、太陽光発電の修理業者を独自調査。それぞれの状況に応じたおすすめの専門業者を紹介しています。業者選びの参考にご活用ください。

Three Selections 地上設置の
太陽光発電所オーナー向け

課題別におすすめの
太陽光発電
修理業者3選を紹介

このページでは、「発電量の低下」「パワコンの停止」「パネルの破損」の3つの状況別に、 それぞれに強みを持つ業者を紹介します。

発電量が落ちた
原因がわからない
アースコム
アースコム公式HPのキャプチャ
引用元:アースコム公式HP(https://earthcom-eco.jp/repowering/)
  • パワコン交換だけでなく、パネル交換・構造の再設計まで対応。発電量低下の原因がパワコンかパネルかわからない状態でもまとめて解決できる。
  • 高効率パネルを採用と高反射シートの導入で発電量平均150%の改善実績を保有。パワコン交換だけでは届かない水準で、増加した発電量が売電収益に積み上がる。
パワコンにエラーが出た・
突然停止した
カンエイ
カンエイ公式HPのキャプチャ
引用元:カンエイ公式HP(https://kanei.co.jp/repowering/)
  • メーカー推奨の代替品がない故障パワコンも、他社製品への交換で対応。交換先を探す手間がかからない。
  • 機種を変更する際、発電所の認定出力を変えずに構成を調整した実績がある。機種変更後も売電収入が減る心配をしなくて済む。
パネルが割れた・
一部だけ出力が落ちた
ソーラーデポ
ソーラーデポ公式HPのキャプチャ
引用元:ソーラーデポ公式HP(https://solar-depot.jp/)
  • 型番を入力するだけで1営業日以内に代替品を提案。既存の架台を改修せずに交換できるため、費用と工期を抑えられる。
  • 1枚からの部分交換に対応しており、問題のあるパネルだけをコストを抑えて交換できる。
      ※参照元:アースコム公式HP|2026年7月時点の実績。
アースコムでリパワリング工事をした産業用・高圧・FIT36円・FIT残9年・月の平均発電量29,627kWh→ after 43,586kWhのケースから算出した数値。(https://earthcom-eco.jp/repowering/