太陽光発電の修理業者一覧と選び方

目次

「太陽光発電の調子が悪く、修理業者に発注したいけれど、事前に何を確認しておけば失敗しないのだろう」とお悩みではありませんか?

本ページでは、修理や交換が必要なサイン、設備や部品の寿命目安をはじめ、費用相場や同型パネルの入手困難といった、想定より高い・難しい現実的な課題まで網羅しました。

FIT関連の申請や補助金の注意点も解説します。適切な対処法を選び、発電量を復活させるためにぜひお役立てください。

Three Selections 地上設置の
太陽光発電所オーナー向け

状況別におすすめの
太陽光発電 修理・交換業者
3選

このページでは、「発電量の低下」「パワコンの停止」「パネルの破損」の3つの状況別に、 それぞれに強みを持つ業者を紹介します。

発電量が落ちた
原因がわからない

アースコム

アースコム公式HPのキャプチャ
引用元:アースコム公式HP(https://earthcom-eco.jp/repowering/)
  • 発電量低下の原因を診断し、どこに問題があるかを見極めた上で対策を提案。原因が特定できない状態でも、まず診断から着手できる。
  • 高効率両面パネルの採用と高反射シートの導入で発電量平均150%の改善実績を保有※。パワコン交換だけでは届かない水準で、増加した発電量が売電収益に積み上がる。

パワコンにエラーが出た・
突然停止した

カンエイ

カンエイのキャプチャ
引用元:カンエイ公式HP(https://kanei.co.jp/repowering/)
  • 電圧・電流のデータから原因を特定するため、些細な不具合か重大な故障かを見極めた上で対応できる。
  • 交換が必要な場合も、同機種にこだわらず最適な代替機を提案できるため、入荷待ちを避けやすい。

パネルが割れた・
一部だけ出力が落ちた

ソーラーデポ

ソーラーデポ公式HPのキャプチャ
引用元:ソーラーデポ公式HP(https://solar-depot.jp/)
  • 型番を入力するだけで1営業日以内に代替品を提案。既存の架台を改修せずに交換できるため、費用と工期を抑えられる。
  • 1枚からの部分交換に対応しており、問題のあるパネルだけをコストを抑えて交換できる。
※参照元:アースコム公式HP|2026年7月時点の実績。アースコムでリパワリング工事をした
産業用・高圧・FIT36円・FIT残9年・月の平均発電量29,627kWh→ after 43,586kWhのケースから算出した数値。(https://earthcom-eco.jp/repowering/)

太陽光発電の修理はどこに頼む?

最初の相談先は、設備の状態と保証の有無によって変わります。設置会社と連絡が取れる場合は、まず保証書と契約内容を確認したうえで、設置会社またはメーカー窓口へ相談しましょう。

設置会社が廃業している、メーカーが太陽光事業から撤退している、複数メーカーの機器が混在している、故障箇所が分からないといった場合は、複数メーカーの診断・修理・交換に対応できる専門業者が候補になります。

現在の状況 主な相談先 相談前に確認すること
設置会社と連絡が取れる 設置会社・販売会社 施工保証、機器保証、過去の点検履歴
保証期間内の機器故障 設置会社・メーカー窓口 保証対象、免責事項、指定施工店の条件
設置会社が廃業・連絡不能 太陽光発電の修理・O&M業者 対応メーカー、対応電圧、現地調査費
パワコンが停止・エラーを繰り返す パワコンの診断・交換に対応する業者 修理可否、代替機、納期、交換後保証
パネルが割れた・一部だけ出力が低い パネル診断・部分交換に対応する業者 同型・互換パネル、架台改修、廃棄費
原因不明の発電量低下 測定・故障診断に対応するO&M業者 測定項目、診断報告書、修理案の比較
複数設備が老朽化している 修理とリパワリングの両方を扱う業者 修理との費用比較、発電量予測、FIT関連手続き

太陽光発電の修理業者6社を比較

修理業者によって、得意とする設備規模、診断方法、部品調達、緊急対応、リパワリングの対応範囲が異なります。会社の知名度だけで決めず、ご自身の発電所で起きている症状と、修理後の運用方針に合う業者を選びましょう。

業者名 主な強み 向いているケース 対応エリア
アースコム 発電量低下の診断と、収益性を踏まえた設備更新 原因が分からず、修理とリパワリングを比較したい 全国
エネテク
(ソラパト)
設計・施工・管理、遠隔監視、保安管理まで一貫対応 設備全体の保守体制をまとめて見直したい 全国
エクソル
(XSOL)
長年の施工経験と主要メーカーとのネットワーク 既存設備に適合する機器選定を重視したい 全国
中野太陽光点検社 ドローンを活用したパネル診断と地域密着型の対応 ホットスポットや微細な破損を詳しく調べたい 全国
LC-JAPAN
(ソラミル)
自社施工、遠隔監視、回数無制限の駆け付けサービス 突発トラブルへの継続的な備えも重視したい 沖縄・北海道・離島を除く
テクノナガイソラーレ 豪雪地域の気候・積雪リスクを踏まえた施工 新潟県や積雪地域の野立て設備を相談したい 主に新潟県

※上表は順位表ではありません。対応できるメーカー・型番、低圧・高圧などの電圧区分、現地調査費、緊急対応の条件は、問い合わせ時にご確認ください。

太陽光発電の修理業者一覧

アースコム

土地付き投資用・産業用太陽光発電の企画・販売・管理を長年手がけ、豊富な運用データを保有する企業です。

単なる機器交換にとどまらず、売電ロスの期間を短縮し、将来の収益をどう高めるかを投資家目線でシミュレーションします。
行政手続きから施工、その後の管理までワンストップで任せられる高い信頼性が強みです。

本社所在地 埼玉県越谷市大泊89
対応エリア 全国
お問合せ先(電話番号) 0120-073-224
公式HP https://earthcom-eco.jp/

エネテク(ソラパト)

ソラパトを運営するエネテクは、メガソーラーも含め多くの太陽光発電システムの設計・施工・管理を一貫して行う数少ない企業です。

太陽電池モジュール・パワコン・遠隔監視・保安管理などを主な業務としています。
全国に広がる事業所体制により、日本各地のお客様へ質の高いサービスを提供できることが強みといえます。

本社所在地 愛知県小牧市大字間々27-1
対応エリア 全国
お問合せ先(電話番号) 0568-68-6441
公式HP https://www.enetech.co.jp/

エクソル(XSOL)

太陽光発電の総合企業として、20年以上にわたる開発・設計・施工で培った高度な技術力が強みです。

リパワリングにおいては、主要メーカー各社との強力なネットワークを活かし、現行設備に合わせた機器の選定から交換までを網羅。
技術不適合や保証切れのリスクを抑えた確実な再構築を提案しています。

本社所在地 東京都港区芝大門2-4-8 JDBビル 8F
対応エリア 全国
お問合せ先(電話番号) 03-5859-5320
公式HP https://www.xsol.co.jp/

中野太陽光点検社

太陽光発電設備のメンテナンス義務化に完全対応した、地域密着型の専門業者です。
ドローンを活用した高精度なパネル診断が強みで、見落としがちなホットスポットや微細な破損を瞬時に特定できます。

リパワリングから日々の草刈りまで一貫して依頼できるため、管理の手間を極力減らしたいオーナーにおすすめです。

本社所在地 愛知県小牧市入鹿出新田1066
対応エリア 全国
お問合せ先(電話番号) 090-1274-5798
公式HP https://www.pvtenkensya.com/

LC-JAPAN
(ソラミル)

自社施工部隊を保有し、1,400件以上の施工実績と1,700件超のO&M(運営・保守)実績を誇る一社完結型の業者です。

月額制の遠隔監視&回数無制限の駆け付けサービス「ソラミル」を展開しており、コストを抑えながら迅速にトラブルを解決。
リパワリング時も、無駄な施工を省いた、収益アップに直結する提案が選ばれています。

本社所在地 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3
対応エリア 沖縄・北海道・離島を除く
お問合せ先(電話番号) 0120-040-104
公式HP https://saiene-hiroba.com/lp/

テクノナガイソラーレ

創業70年以上の歴史を誇るインフラグループに属し、新潟県内の太陽光施工実績を持つ技術者集団です。
豪雪地域特有の厳しい気候や積雪リスク、土地の特性を熟知した強固な設計・施工品質が特徴。

地方の野立て発電所や産業用設備の経年劣化に対し、地域の環境に順応した持続性の高いリパワリングを提供します。

本社所在地 新潟県新潟市東区中野山4-16-17
対応エリア 主に新潟県
お問合せ先(電話番号) 025-250-1443
公式HP https://www.technonagai.co.jp/

太陽光発電の修理業者を選ぶポイント

自社の設備規模・電圧区分に対応しているか

住宅用、低圧、高圧、特別高圧では、設備構成や必要な保安体制、工事の難易度が異なります。自分の発電所と同規模・同電圧の設備を診断・修理した実績があるか確認しましょう。

故障箇所を特定できる診断体制があるか

発電量低下の原因は、パネルやパワコンの故障だけでなく、配線、接続箱、雑草や影、遠隔監視の通信不良など複数考えられます。目視点検に加え、必要に応じてI-V測定、絶縁抵抗測定、サーモグラフィーなどを行い、原因と対処方法を報告書で説明できるかを確認してください。

対象メーカーと部品の調達力を確認する

太陽光発電設備では、メーカー撤退や型番廃止により、純正部品や同型パネルを入手できない場合があります。既存設備のメーカーに対応しているかだけでなく、互換機器の選定や、異なるメーカーを組み合わせる設計に対応できるかも重要です。

自社施工か協力会社施工か確認する

問い合わせ窓口となる会社と、実際に現地調査・工事を行う会社が異なる場合があります。協力会社による施工自体が問題なのではありませんが、現場の責任者、緊急時の連絡先、施工品質の管理方法、工事保証の提供主体を確認しておきましょう。

見積もりの内訳と追加費用が明確か

見積書では、機器代・工事費だけでなく、現地調査、出張、足場・重機、撤去・処分、申請代行、試運転、報告書、保証などの費用を確認します。「工事一式」だけで詳細が分からない場合は、追加費用が発生する条件も含めて説明を求めましょう。

復旧までの期間と修理後保証を確認する

見積金額が安くても、部品調達に時間がかかって発電停止が長引けば、売電損失が大きくなる可能性があります。現地調査日、見積もり提出日、部品の在庫・納期、工事予定日、運転再開の見込みを確認し、修理後・交換後の保証期間と対象範囲も比較しましょう。

突然の訪問や即日契約を迫る業者に注意する

公的機関を名乗って「点検が義務化された」「今すぐ修理しないと危険」などと不安をあおり、その場で契約を迫る業者には注意が必要です。消費者庁から事業者へ太陽光パネルの点検を依頼することはないと案内されています。会社名、点検の根拠、見積内容を確認し、緊急性がない場合は複数社を比較してください。

太陽光発電の修理が必要な
サイン

太陽光発電の設備は、不具合の初期サインを見逃すと発電損失が膨らみ続ける原因になります。
単なる経年劣化と自己判断せず、適切な点検と修繕のタイミングを掴むことが重要です。

以下の症状が見られる場合は、修理や設備の交換を検討すべきサインです。

発電量が導入時より20%以上低下している

天候に問題がないにもかかわらず、売電収入や発電量が明らかに落ちている場合は、パネルの内部劣化やパワコンの異常が疑われます。

パネル表面に損傷・劣化・変色が目視で確認できる

飛び石によるひび割れや、内部のセルが茶色く変色するホットスポットなどは、火災リスクや致命的な出力低下を招きます。

エラー表示が頻発し
リセットしても再発する

パワコンのモニターにエラーコードが何度も出る場合、内部基板や内部回路の寿命・故障の可能性が高い状態です。

天災(台風・落雷・大雪)の
後から突然発電量が落ちた

落雷による目に見えないサージ電流での電子部品破損や、強風による配線の断線・接触不良が起きている恐れがあります。

設置から15〜20年以上
経過している

多くの機器が物理的な寿命を迎える時期であり、一部を直しても別の箇所が連鎖的に故障するリスクがあります。

メーカー保証(出力保証)が
切れた

無償での修理・交換対応が受けられなくなるため、維持費の負担が増える前のターニングポイントとなります。

修理・交換時期の目安

太陽光発電の各機器には、それぞれ寿命があるのが実情です。
太陽光パネルの寿命は一般的に20〜30年と長いですが、パワコンの寿命は10〜15年が目安であり、多くの場合はFIT期間(10年〜20年)の途中で一度交換時期を迎えます。

特に、設置から10年以上が経過している、あるいはFIT満了やメーカー保証期限が切れるタイミングは、部分的な修理を繰り返すよりも、新しい機器への一括交換を検討する目安となるでしょう。

修理・部分交換・リパワリングの判断基準

不具合が起きたからといって、必ずしも設備全体を更新する必要はありません。一方で、古い設備を何度も修理するより、機器構成を見直した方が長期的な収益改善につながる場合もあります。

対応方法 向いているケース 確認すべき点
修理 故障箇所が限定され、交換部品を確保できる 修理後保証、再発リスク、部品の供給期間
部分交換 パネル1枚、パワコン1台など一部だけ交換できる 既存設備との電気的適合、寸法、架台、保証への影響
全体交換 複数箇所が老朽化し、連鎖的な故障が懸念される 停止期間、撤去・廃棄費、系統連系・認定手続き
リパワリング 故障復旧に加え、発電効率や将来収益も改善したい FIT残存期間、予想発電量、投資回収、変更手続き

判断時は、工事費だけでなく、部品の納期、工事中の売電停止、修理後に残る故障リスクまで含めて比較しましょう。修理費が安くても、復旧までに長期間かかると、売電損失を含む総負担が大きくなる可能性があります。

修理・交換にかかる費用と
「想定より高い・難しい」
現実

修理や部品交換を検討する際は、あらかじめ大まかな費用感を掴んでおきましょう。
一般的な修理・交換の費用相場は以下の通りです。

内容 費用の目安
現地調査・故障診断 点検範囲・測定内容・出張距離により異なる(要見積もり)
パネル部分交換(1枚単位) 約10万円/枚(本体2〜4万・工事3〜6万・処分1〜2万)
パワコン交換(本体+工事費) 20万〜50万円/台
配線・接続箱・絶縁不良の修理 故障箇所・配線距離・調査範囲により異なる(要見積もり)
全体交換(パネル一括) 発電所の規模や仕様により大きく異なる(要見積もり)

上記は一般的な目安です。産業用・高圧設備、複数台のパワコン、足場・高所作業車・クレーンが必要な現場では、費用が目安を上回る場合があります。

見積もりでは、機器代と工事費だけでなく、現地調査費、出張費、足場・重機費、既存機器の撤去・処分費、申請代行費、試運転・報告書作成費、修理後保証が含まれているか確認しましょう。

修理・交換の総負担=調査費+機器・工事費+付帯費用+発電停止中の売電損失として比較すると、復旧までの速さも含めて判断しやすくなります。

しかし、いざ依頼しようとすると、以下のような「思ったより高い・難しい」現実に直面するケースが少なくありません。

  • 「同サイズパネルが手に入らない」問題

└過去の旧型パネルはすでに製造中止や型番廃止になっているケースが多く、同一型番・同一サイズのパネルを入手できない場合も。
形や電気的特性が合わないため、不具合のある1枚だけの部分交換で対応できず、一面すべてのパネルを一括交換せざるを得ない場合があります。

  • 「メーカー撤退リスク」

└太陽光事業からすでに撤退・事業終了しているメーカーの場合、純正パーツの調達やメーカーによる修理対応自体が極めて困難になっているのが実情です。

  • 「工事期間中の売電停止」

└部分的な小規模修理であっても、作業時の安全確保のために一時的な発電停止が必要です。
工期が伸びる大規模工事になれば、その期間の売電収益を完全に失う機会損失が発生します。

修理業者への問い合わせ前に準備するもの

初回問い合わせ時の情報がそろっているほど、業者が故障原因や必要な部品を絞り込みやすくなり、現地調査や見積もりがスムーズになります。

  • 発電所の所在地と、屋根上・地上設置(野立て)の別
  • 設備容量と、低圧・高圧・特別高圧の別
  • 設置年、運転開始年、FITの残存期間
  • 太陽光パネル・パワコン・遠隔監視装置のメーカーと型番
  • エラーコード、異常が起きた日時、再発回数
  • 故障箇所やモニター画面の写真
  • 平常時と異常発生後の発電量データ
  • 保証書、施工図、単線結線図、過去の点検報告書
  • 火災保険・動産総合保険などの加入状況
  • 希望する復旧時期と、現在の運転・停止状況

エラーコードは消去せず、表示画面を撮影しておくと診断に役立ちます。危険が疑われる場合を除き、メーカーの手順が分からない状態で再起動を繰り返すことは避けましょう。

問い合わせから復旧までの流れ

  1. 問い合わせ・一次確認
    設備情報、症状、エラーコード、写真、発電量データを業者へ共有します。
  2. 保証・保険の確認
    メーカー保証、施工保証、自然災害補償などが利用できるか確認します。
  3. 現地調査・故障診断
    目視点検や各種測定により、故障箇所と原因を特定します。
  4. 修理・交換案と見積もりの比較
    修理、部分交換、全体交換、リパワリングの費用と停止期間を比較します。
  5. 必要な申請・部品の手配
    設備変更の内容に応じて、FIT/FIPや電力会社への手続きを確認します。
  6. 工事・試運転
    安全措置を取ったうえで工事を行い、発電量や保護機能を確認します。
  7. 報告書・保証書の受領
    工事内容、測定結果、交換機器、保証期間、次回点検時期を記録します。

現地調査から復旧までの期間は、故障内容と部品在庫によって異なります。特に廃番機種やメーカー撤退済みの設備では、互換機器の選定や設計変更に時間がかかる場合があります。

修理前に確認すべき手続き・
補助金

メーカー保証・施工保証を確認する

修理を発注する前に、パネルの製品保証・出力保証、パワコンなどの機器保証、施工会社による施工保証が残っていないか確認しましょう。保証期間内でも、指定外の業者が機器を分解・修理すると保証対象外になる可能性があるため、先に保証元へ連絡することが重要です。

自然災害の場合は保険会社へ連絡する

台風、落雷、雹、雪害、火災などが原因の場合は、加入している火災保険・動産総合保険などの補償対象になる可能性があります。被害状況を写真で残し、修理を始める前に保険会社または代理店へ、必要書類と修理着手の可否を確認してください。保険の種類や契約条件によって、免責事項や補償範囲は異なります。

FIT関連の手続き確認

経年劣化や破損に伴い、太陽光パネルやパワコンを交換する場合、変更する設備の種類、容量、仕様、メーカーなどによって、経済産業省(資源エネルギー庁)への変更認定申請や変更届出が必要になることがあります。

同容量・同構成に見える交換でも、変更内容によって必要な手続きが異なる場合があります。必ず着工前に施工業者へ確認し、必要に応じて電力会社への系統連系に関する手続きも行ってください。

変更の内容によっては、調達価格・基準価格や認定内容への影響も確認する必要があります。部分的な交換だから影響しないと自己判断せず、最新の制度と個別条件を確認しましょう。

必要な手続きは、変更する設備や認定内容によって異なります。着工前に、資源エネルギー庁が公開する最新の整理表と、施工業者・電力会社の案内を確認してください。

補助金制度の確認

太陽光発電の修繕や再設置に際して、各自治体や都道府県レベルで独自の再エネ導入・省エネ助成金が活用できる場合があります。

補助金の名称や上限金額、一定以上の発電効率向上などの対象となる要件は地域ごとに細かく異なるため、お住まいの自治体への個別確認が必須です。

また、多くの補助金制度は、着工前の事前申請が条件となっています。工事が始まってからでは申請を受け付けてもらえないため、必ず見積もり段階で施工業者と相談しながら確認を怠らないようにしましょう。

太陽光発電の修理業者に関するよくある質問

太陽光発電が故障したら、最初にどこへ連絡すればよいですか?

設置会社と連絡が取れ、保証期間内であれば、まず設置会社またはメーカー窓口へ相談します。設置会社が廃業している場合や、複数メーカーの設備が混在している場合は、対象設備の規模・電圧・メーカーに対応する修理・O&M業者へ相談してください。

設置した会社以外でも修理できますか?

対応できる場合があります。ただし、他社による分解や部品交換によってメーカー保証・施工保証が受けられなくなる可能性があります。保証の有無と指定施工店の条件を確認してから依頼しましょう。

太陽光パネルは1枚だけ交換できますか?

同型品または電気的特性・寸法が適合する代替品を確保できれば、1枚単位で交換できる場合があります。旧型・廃番パネルでは、代替品が架台や既存ストリングに適合せず、一部の列や設備全体の見直しが必要になることもあります。

太陽光パネルの修理・交換・対応業者の選び方について詳しく見る

パワコンは修理と交換のどちらがよいですか?

設置年数が浅く、部品供給があり、故障箇所が限定されていれば修理が候補になります。設置から10年以上経過している、エラーが繰り返す、部品供給が終了している、複数台が同時期に老朽化している場合は、交換も含めて比較しましょう。

パワコンの修理・交換・対応業者の選び方について詳しく見る

修理業者の見積もりは何社から取るべきですか?

緊急性が高く、安全確保のため即時対応が必要な場合を除き、2~3社程度から見積もりを取り、金額だけでなく、診断結果、工事範囲、部品の納期、停止期間、申請支援、保証内容を同じ条件で比較することをおすすめします。

修理中は発電・売電できますか?

安全確保のため、設備全体または一部を停止する場合があります。停止範囲と期間は工事内容によって異なるため、見積もり時に「どの範囲を、何日停止するのか」を確認し、売電損失も含めて比較してください。

リパワリングを検討する目安はありますか?

複数の機器が老朽化している、旧型機器の部品を入手できない、修理を繰り返している、発電量が長期的に低下しているといった場合は、単純修理とリパワリングを比較する価値があります。FIT残存期間、工事費、工事後の予想発電量、停止期間を用いて投資回収を確認しましょう。

POINT
課題に合った修理業者に
依頼することが重要

修理業者といっても、得意とする領域はそれぞれ異なります。

「発電量が下がったが原因がわからない」「パワコンが止まって売電できない状態が続いている」「パネルが割れて一部だけ出力が落ちている」など、状況は人それぞれ。

同じ修理でも、頼むべき業者は状況次第で変わってきます。
自分の発電所で今起きていることを整理したうえで、その課題に強い業者へ相談するのが、解決への近道といえるでしょう。

当メディアでは、太陽光発電の修理業者を独自調査。それぞれの状況に応じたおすすめの専門業者を紹介しています。業者選びの参考にご活用ください。

まとめ

太陽光パネルの劣化や不具合のサインを早期にキャッチすることは、日々の売電損失を抑えるための重要な第一歩です。調子が悪いからといって、目先の修理だけに囚われないようにしましょう。

設置年数や現在の症状、保証・保険の状況を総合的に確認した上で、修理でいくべきか、それともリパワリングすべきかを信頼できる専門業者に相談し、賢く判断することが大切です。

問い合わせ時は、エラーコード、機器の型番、設置年、発電量データ、保証書を用意し、見積金額だけでなく、診断の根拠、復旧までの期間、売電損失、申請支援、工事後の保証まで含めて比較しましょう。

Three Selections 地上設置の
太陽光発電所オーナー向け

課題別におすすめの
太陽光発電
修理業者3選を紹介

このページでは、「発電量の低下」「パワコンの停止」「パネルの破損」の3つの状況別に、 それぞれに強みを持つ業者を紹介します。

発電量が落ちた
原因がわからない
アースコム
アースコム公式HPのキャプチャ
引用元:アースコム公式HP(https://earthcom-eco.jp/repowering/)
  • パワコン交換だけでなく、パネル交換・構造の再設計まで対応。発電量低下の原因がパワコンかパネルかわからない状態でもまとめて解決できる。
  • 高効率パネルを採用と高反射シートの導入で発電量平均150%の改善実績を保有※。パワコン交換だけでは届かない水準で、増加した発電量が売電収益に積み上がる。
パワコンにエラーが出た・
突然停止した
カンエイ
カンエイ公式HPのキャプチャ
引用元:カンエイ公式HP(https://kanei.co.jp/repowering/)
  • メーカー推奨の代替品がない故障パワコンも、他社製品への交換で対応。交換先を探す手間がかからない。
  • 機種を変更する際、発電所の認定出力を変えずに構成を調整した実績がある。機種変更後も売電収入が減る心配をしなくて済む。
パネルが割れた・
一部だけ出力が落ちた
ソーラーデポ
ソーラーデポ公式HPのキャプチャ
引用元:ソーラーデポ公式HP(https://solar-depot.jp/)
  • 型番を入力するだけで1営業日以内に代替品を提案。既存の架台を改修せずに交換できるため、費用と工期を抑えられる。
  • 1枚からの部分交換に対応しており、問題のあるパネルだけをコストを抑えて交換できる。
      ※参照元:アースコム公式HP|2026年7月時点の実績。
アースコムでリパワリング工事をした産業用・高圧・FIT36円・FIT残9年・月の平均発電量29,627kWh→ after 43,586kWhのケースから算出した数値。(https://earthcom-eco.jp/repowering/)